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気圧の変化(低気圧)が原因の頭痛 そのメカニズムと解消法
気圧とは
気圧とは、空気の重さによる圧力のことです。
この圧力は地上に近いほど強くなります。
つまり、地上で生活している人間は、常に気圧の影響を受けています。
晴れて気圧が高い日は、体にも適度な圧力がかかり、血流の流れがスムーズになります。
逆に、気圧が低下すると、体にかかる圧力も低下し、血管の流れが滞りがちになります。
低気圧になる原因
1.台風
台風は赤道付近の海上で多く発生します。
積乱雲の渦の中心付近の気圧が下がり、さらに発達して熱帯低気圧となり、風速が17m/sを超えたものを台風と呼びます。
ですので、台風が接近することで低気圧の状態が引き起こされます。
また、台風がそのまま衰えて、「熱帯性低気圧」に変わっても、低気圧の状態が維持されます。
2.梅雨時期
「梅雨」とは、春から夏にかけて、曇りや雨の日が多く現れる時期のことをいいます。
暖かく湿った空気と、冷たく乾いた空気がぶつかっているところが停滞している梅雨前線の付近には、低気圧が発生しやすなります。
3.偏西風の蛇行
低気圧になる原因の1つとして、偏西風の蛇行があります。
地球では、赤道直下などの低緯度の暖かい空気と、高緯度の冷たい空気の境目に偏西風が流れています。
この偏西風が蛇行する事で、日本がある北半球では低緯度の暖かい空気が北へ、高緯度の冷たい空気が南に輸送されて混じりあい温度を平均化しようとします。
この偏西風が蛇行することで低気圧が発生します。
低気圧の発生が何であっても、人間の力では低気圧になることを抑えるのは不可能です。
なぜ低気圧で頭痛が発生する?
では、人はどうして低気圧になると頭痛が起こりやすくなるのでしょうか?
低気圧で頭痛が発生する際のメカニズムは以下の通りです。
- 周りの気圧が低くなる
- 血管が拡張する
- 血管の血流が急激に変化し、痛み(頭痛)が発生
片頭痛を起こす人の脳や血管・神経は普通の人より敏感で、気圧が下がることで血管が拡張し、これが頭痛の引き金になっています。
低気圧により血管が拡張する理由
例えば、標高の高い(=気圧が低い)山の上ではスナック菓子の袋がパンパンに膨らむのはご存知でしょうか?
袋の中の気圧は一定なのですが、高い山に登ると、外の気圧のほうが低くなるので、袋の中の気圧のほうが高くなり、結果として袋が膨らみます。
簡単に言うと、それと同じ現象が人間の血管にも起きています。
低気圧から頭痛が発生していますが、実際は
低気圧→(脳の)血管が異常→頭痛になった
という理解で間違いありません。
低気圧からくる場合は片頭痛
低気圧からくる頭痛の場合、体の筋肉が緊張しているわけではなく、基本的には片頭痛といえます。
低気圧からくる頭痛を治すには?
低気圧が原因の頭痛を治すために私が試したのは、以下の3つです。
1.食べ物(サプリメント)で頭痛を治す
頭痛は血管の異常から発生しますので血管に良いサプリメントを食べてみました。
詳しくはこちらです→食べ物(サプリメント)で頭痛を治す
2.ツボを押して頭痛を治す
ツボを押すことで血行を良くして、頭痛の発生も抑えられるかも?と思い、試してみました。
詳しくはこちらです→ツボを押して頭痛を治す
3.肩・首のマッサージで頭痛を治す
ツボを押すことと同じで、肩や首をマッサージが血行を良くして、頭痛の発生も抑えられるかも?と思い、試してみました。
詳しくはこちらです→肩・首のマッサージで頭痛を治す
これら3つの頭痛解消法のうち、低気圧の頭痛対策で本当に効果があったのは1つでした。
低気圧からくる頭痛を解消することができたのは?
低気圧からの頭痛を根本的に解消するには、気圧の変化に負けない健康で丈夫な血管を作る、つまり、頭痛を食べ物(サプリメント)で治すことが有効でした。
血管を丈夫にする食べ物(サプリメント)を普段の食生活生活に取り入れることで、
低気圧が来ても、頭痛になりにくい体になります。
詳しくはこちらです
→頭痛を食べ物(サプリメント)で治す
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