クリアミンの副作用

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クリアミンの副作用

クリアミンの副作用には、以下のような症状があります。

クリアミンの承認時及び承認後の副作用(調査症例451例)
承認時までの副作用の症例  発生症例数 
 食欲不振  28例
 吐気  15例
 胃部・腹部不快感  11例
 嘔吐などの消化器系
 及びふらつき
 9例
 眠気  6例
 副作用合計
(上記以外の副作用も含む)
 119例

さらに重大な副作用では、以下のような症状が現れます。

クリアミンの重大な副作用
症状の名称 症状
 ショック  脈拍の異常、呼吸困難、顔面蒼白、血圧低下等の
 ショック症状があらわれる。
 中毒性表皮壊死融解症
 皮膚粘膜眼症候群
 高熱、目の充血、目やに、唇のただれ、のどの痛み
 皮膚の広範囲の発疹・発赤等が持続したり、急激に悪化する。
 麦角中毒  四肢のしびれ感、ピリピリ感及び痛み、脈の消失等の
 血管攣縮、動脈内膜炎、チアノーゼ、壊疽等の麦角中毒症状を
 起こす。
 また、腎血流障害による腎機能障害、脳血流障害による
 意識障害、麻痺等を伴うこともある。
 頭痛、
 頭痛を主訴とする禁断症状
 長期連用によりエルゴタミン誘発性の頭痛が
 あらわれる。
 肝機能障害、黄疸  AST(GOT)、ALT(GPT)等の上昇を伴う肝機能障害、
 黄疸があらわれる。
 心筋虚血、心筋梗塞  前胸痛等の異常による心筋虚血、心筋梗塞を起こす。
 線維症  胸膜、後腹膜又は心臓弁の線維症があらわれる。

クリアミンのその他の副作用
関係部位  主な症状 
 過敏症   局所性浮腫、そう痒感、蕁麻疹、呼吸困難、発疹
 血液  顆粒球減少、血小板減少、貧血
 腎臓  腎障害
 消化器  食欲不振 悪心、嘔吐、下痢、腹痛 
 循環器  心悸亢進、徐脈、頻脈、胸部不快感、血圧上昇
 精神神経系  不安、振戦、頭痛、眩暈 不眠、めまい、眠気
 運動器  四肢筋痛、四肢脱力感 知覚異常(四肢のしびれ感、ピリピリ感)
 その他  瞳孔縮小又は拡大、倦怠感

クリアミンの副作用の種類は多め

クリアミンの重大な副作用は、ショック、中毒性表皮壊死融解症・皮膚粘膜眼症候群、麦角中毒、頭痛・頭痛を主訴とする禁断症状、肝機能障害・黄疸、心筋虚血・心筋梗塞、線維症の7種類です。

その他の副作用として過敏症、血液、腎臓、消化器、循環器、精神神経系、運動器、その他の8項目で現れる可能性があります。

クリアミンの主な成分はエルゴタミン酒石酸塩、イソプロピルアンチピリンで、副作用の種類は多めです。

副作用に不安がある頭痛薬は飲まないのがベストです。
そのためには、頭痛が起こらない体にする必要があります。

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