イミグラン(スマトリプタン)の副作用

TOP画像


頭痛解消の法則 > 頭痛薬(医療用医薬品)の種類と副作用 > イミグラン(スマトリプタン)の副作用

イミグラン(スマトリプタン)の副作用

イミグランの副作用には、以下のような症状があります。

イミグランの承認時までの副作用(調査症例152例)
承認時までの副作用の症例  発生症例数 
 身体各部の痛み  10例
 悪心・嘔吐  10例
 動悸  7例
 けん怠感  7例
 副作用合計
(上記以外の副作用も含む)
 48例

さらに重大な副作用では、以下のような症状が現れます。

イミグランの重大な副作用
症状の名称 症状
 アナフィラキシーショック
 アナフィラキシー様症状
 服用後すぐに、皮膚のかゆみ、じんましん、声のかすれ、くしゃみ
 のどのかゆみ、息苦しさ、動悸、意識の混濁等があらわれる。
 不整脈・狭心症あるいは
 心筋梗塞を含む
 虚血性心疾患様症状
 胸の痛みや圧迫感、あるいは激しい胸の痛みや強い吐き気、
 胸の中央ややや左側、みぞおち、左肩などにおしつぶされる
 ような痛みなどがあらわれる。
 てんかん様発作  けいれん、手足が突っ張り体を硬くする、短時間の意識消失、
 全身や手足が一瞬ピクッとする、感覚や感情の変化、
 特殊な行動などがあらわれる。

イミグランのその他の副作用
関係部位  主な症状 
 過敏症  蕁麻疹、発疹等の皮膚症状
 呼吸器  呼吸困難
 循環器  一過性の血圧上昇、頻脈、レイノー現象
 徐脈、低血圧、虚血性大腸炎
 消化器  悪心、嘔吐
 眼  一過性の視力低下、暗点、ちらつき
 複視、眼振、視野狭窄
 精神神経系  眠気、めまい、感覚障害(錯感覚、しびれなどの感覚鈍麻等)
 ジストニア
 肝臓  肝機能障害
 その他  熱感、脱力感、重感、ひっ迫感、
 潮紅(皮膚が充血のために部分的に赤く見える)、冷感

イミグランの副作用の種類は多め

イミグランの重大な副作用は、アナフィラキシーショック、不整脈・狭心症あるいは心筋梗塞を含む虚血性心疾患様症状、てんかん様発作の3種類です。

その他の副作用として過敏症、呼吸器、循環器、消化器、眼、精神神経系、肝臓、その他の8項目で現れる可能性があります。

イミグランの主な成分はスマトリプタンで、最も早く日本で導入されたトリプタン系薬です。
切れ味がよく、有効性が高いのですが、副作用の種類は多めです。

副作用に不安がある頭痛薬は飲まないのがベストです。
そのためには、頭痛が起こらない体にする必要があります。

20年続いた頭痛を克服した方法→頭痛を食べ物(サプリメント)で治す



Copy Right 頭痛解消の法則 Co.,Ltd.
運営者情報