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マクサルト(マクサルトRPD)の副作用
マクサルト(マクサルトRPD)の副作用には、以下のような症状があります。
承認時までの副作用の症例 | 発生症例数 |
傾眠 | 21例 |
けん怠感 | 8例 |
めまい | 6例 |
口渇 | 5例 |
脱力 | 4例 |
悪心 | 3例 |
感覚減退 | 3例 |
副作用合計 (上記以外の副作用も含む) |
51例 |
さらに重大な副作用では、以下のような症状が現れます。
症状の名称 | 症状 |
アナフィラキシーショック アナフィラキシー様症状 |
服用後すぐに、皮膚のかゆみ、じんましん、声のかすれ、くしゃみ のどのかゆみ、息苦しさ、動悸、意識の混濁等があらわれる。 |
不整脈・狭心症あるいは 心筋梗塞を含む 虚血性心疾患様症状 |
胸の痛みや圧迫感、あるいは激しい胸の痛みや強い吐き気、 胸の中央ややや左側、みぞおち、左肩などにおしつぶされる ような痛みなどがあらわれる。 |
頻脈 | 心拍数の増加があらわれる。 |
てんかん様発作 | けいれん、手足が突っ張り体を硬くする、短時間の意識消失、 全身や手足が一瞬ピクッとする、感覚や感情の変化、 特殊な行動などがあらわれる。 |
血管浮腫 | 顔面、舌、咽頭の腫れなどがあらわれる。 |
中毒性表皮壊死症 | 高熱や全身倦怠感などの症状を伴って、口唇・口腔 、眼、 外陰部などを含む 全身に紅斑、びらんが多発するなど があらわれる。 |
呼吸困難 | 呼吸時に苦しさや努力感などの自覚症状を有するなど があらわれる。 |
失神 | 一過性に脳の血流が途絶え(脳虚血)、 一時的に意識を失ってしまうなどがあらわれる。 |
関係部位 | 主な症状 |
全身症状 | 無力症・疲労、けん怠感、脱力、胸痛、冷感 |
循環器 | 動悸、高血圧、頻脈 |
消化器 | 消化不良、悪心、嘔吐、下痢、口内乾燥、口渇、腹痛 |
精神神経系 | 不眠症、振戦、運動失調、神経過敏、失見当識、多幸症、 傾眠、めまい、感覚減退、錯感覚、知覚過敏、頭痛、 精神明瞭性の減退 |
呼吸器 | 咽頭不快感、喘鳴、鼻乾燥 |
筋・骨格系 | 頸部痛、局所性重圧感、局所性絞扼感、筋力低下、 顔面痛、硬直 |
皮膚 | 潮紅、発汗、発疹、蕁麻疹、そう痒症 |
肝臓 | 肝機能異常(ALT(GPT)上昇、AST(GOT)上昇等) |
その他 | CK(CPK)上昇、光視症、頻尿、食欲減退、ほてり |
マクサルト(マクサルトRPD)の副作用の種類は多め
マクサルト(マクサルトRPD)の重大な副作用は、アナフィラキシーショック、不整脈・狭心症あるいは心筋梗塞を含む 虚血性心疾患様症状、頻脈、てんかん様発作、血管浮腫、中毒性表皮壊死症、呼吸困難、失神の8種類です。
その他の副作用として全身症状、循環器、消化器、精神神経系、呼吸器、筋・骨格系、皮膚、肝臓、その他の9項目で現れる可能性があります。
マクサルト(マクサルトRPD)の主な成分はリザトリプタン安息香酸塩で、現行のトリプタン製剤で効果の発現が最も速く、有効率も高いのですが、副作用の種類は多めです。
副作用に不安がある頭痛薬は飲まないのがベストです。
そのためには、頭痛が起こらない体にする必要があります。
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