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ナイキサン錠(ナプロキセン)の副作用
ナイキサン錠の副作用には、以下のような症状があります。
承認時までの副作用の症例 | 発生症例数 |
腹痛・胃痛・胃部不快感 | 350例 |
胃腸障害 | 161例 |
悪心・嘔吐・吐き気 | 108例 |
食欲不振 | 81例 |
発疹 | 81例 |
浮腫 | 54例 |
副作用合計 (上記以外の副作用も含む) |
941例 |
さらに重大な副作用では、以下のような症状が現れます。
症状の名称 | 症状 |
アナフィラキシーショック アナフィラキシー様症状 |
服用後すぐに、皮膚のかゆみ、じんましん、声のかすれ、 くしゃみ、のどのかゆみ、息苦しさ、動悸、意識の混濁 等があらわれる。 |
PIE症候群 | 胸の痛みや圧迫感、あるいは激しい胸の痛みや強い吐き気、 胸の中央ややや左側、みぞおち、左肩などにおしつぶされる ような痛みなどがあらわれる。 |
皮膚粘膜眼症候群 | 高熱、目の充血、目やに、唇のただれ、のどの痛み 皮膚の広範囲の発疹・発赤等が持続したり、急激に悪化する。 |
胃腸出血、潰瘍、胃腸穿孔 | みぞおちから左にかけての鈍い痛み、 胸焼け、すっぱいゲップ、吐き気などを感じる。 黒褐色の血を吐いたり、コールタールのような黒い便が出る。 |
再生不良性貧血、血小板減少 溶血性貧血 |
青あざ、鼻血、歯ぐきの出血、発熱、皮膚や粘膜が青白く みえる、疲労感、動悸、息切れ、気分が悪くなりくらっとする、 血尿等があらわれる。 |
無顆粒球症 | 突然の高熱、さむけ、のどの痛み等があらわれる。 |
糸球体腎炎、間質性腎炎、 腎乳頭壊死、腎不全 ネフローゼ症候群、 |
発熱、発疹、尿量の減少、全身のむくみ、全身のだるさ、 関節痛(節々が痛む)、下痢等があらわれる。 |
表皮水疱症、表皮壊死、 多形性紅斑、劇症肝炎、 大腸炎、血管炎、 聴力障害、視力障害、 無菌性髄膜炎 |
表皮に水疱やびらんがあらわれる。 手のひらや足の裏に盛り上がった水っぽい紅斑があらわれる。 全身のだるさ、吐き気、食欲不振等があらわれる。 |
関係部位 | 主な症状 |
過敏症 | 発疹、そう痒、蕁麻疹 |
皮膚 | 光線過敏症 |
消化器 | 胃部不快感、胃痛、悪心・嘔吐、食欲不振、 下痢、便秘、口内炎、腹部膨満感、口渇 |
血液 | 血小板機能低下(出血時間の延長) |
肝臓 | 黄疸、AST(GOT)・ALT(GPT)の上昇 |
精神神経系 | めまい、頭痛、手足のしびれ感、耳鳴、聴力減退 痙攣、集中力低下、見当識障害、 不眠症、脱毛 |
その他 | 心悸亢進、脱力感、血尿 |
ナイキサン錠の副作用の種類は多め
ナイキサン錠の主な成分はナプロキセンで、鎮痛・抗炎症剤として片頭痛患者に使用されます。
ナイキサン錠の重大な副作用は、アナフィラキシーショック、不整脈・狭心症あるいは心筋梗塞を含む虚血性心疾患様症状、てんかん様発作の8種類です。
その他の副作用として過敏症、呼吸器、循環器、消化器、眼、精神神経系、肝臓、その他の8項目で現れる可能性があります。
ナイキサン錠の副作用の種類は多めです。
副作用に不安がある頭痛薬は飲まないのがベストです。
そのためには、頭痛が起こらない体にする必要があります。
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