ワソランの副作用

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ワソランの副作用

ワソランの副作用の割合は、以下の通りです。

臨床試験成績の集計による副作用
 承認時までの調査症例   副作用発生症例数(発生割合) 
 5069例  568例(11.21%)

さらに重大な副作用では、以下のような症状が現れます。

ワソランの重大な副作用
症状の名称 症状
 循環器障害  心不全、洞停止、房室ブロック、徐脈、意識消失があらわれる。
 皮膚障害  発熱、紅斑、そう痒感、眼充血、口内炎等の症状が発生し、
 皮膚粘膜眼症候群(Stevens‐Johnson症候群)、多形滲出性紅斑、
 乾癬型皮疹等の重篤な皮膚障害があらわれる。

ワソランのその他の副作用
関係部位  主な症状 
 循環器  房室伝導時間の延長、頭痛、めまい、血圧低下
 過敏症  発疹 
 消化器  便秘、悪心・嘔吐、吐き気、食欲不振
 口腔  歯肉肥厚 
 肝臓  AST(GOT)、ALT(GPT)の上昇等
 内分泌  血中プロラクチンの上昇、男性における血中黄体形成ホルモン・
 血中テストステロンの低下、女性型乳房
 その他  浮腫(むくみ)

副作用の種類は普通

ワソランの主な成分はベラパミル塩酸塩で、片頭痛患者に使用されます。ただし、鎮痛薬としてではなく頭痛の発生自体を抑える、発作予防薬として使用されます。

ワソランはカルシウム代謝拮抗薬としての作用効果があります。

筋肉が刺激を受けるとカルシウムが細胞内へ移動し、筋肉が収縮します。
ワソランは、カルシウムが細胞内へ移動するのを抑制して、筋肉がゆるむのを早めます。
そのため、心臓へ栄養を送っている冠状血管や末梢血管を拡張させます。

ワソランの重大な副作用は、循環器障害、皮膚障害の2種類です。

その他の副作用として循環器、過敏症、消化器、口腔、肝臓、内分泌、その他の7項目で現れる可能性があります。

副作用の種類は普通です。

副作用に不安がある頭痛薬は飲まないのがベストです。
そのためには、頭痛が起こらない体にする必要があります。

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