頭痛で両方(両側)のこめかみが痛いときの原因と対処法

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頭痛で両方(両側)のこめかみが痛いときの原因と対処法

両方のこめかみが痛い時は、慢性頭痛(緊張型頭痛と片頭痛)に多くみられる症状です。


頭痛で両方(両側)のこめかみが痛くなる原因

考えられる原因は以下の通りです。
心当たりのある原因をクリックしていただくと、詳細を確認できます。

慢性頭痛には、このようにいろいろな原因があります。

また、頭痛の症状以外にも、さらに特徴的な症状があらわれたら、別の病気である可能性もあります。


頭痛で両方のこめかみが痛い時、頭痛以外に考えられる病気

頭痛で両方のこめかみが痛い時、可能性は低いのですが、慢性頭痛以外にも以下のような病気が考えられます。

側頭動脈炎
側頭部の動脈が炎症を起こす病気です。
こめかみが痛いという症状のほか、発熱食欲不振体重減少の症状があらわれます。また、高齢者に多くみられる病気です。

重症化すると、失明する危険があります。

脳内出血
何らかの原因で脳の血管が破れて、脳内で出血する病気です。
出血箇所によってはこめかみが痛くなることもあります。このほか、吐き気、嘔吐、めまい、言語障害、手足のしびれ、マヒ、意識障害、こん睡などの症状があらわれることがあります。

特に、高血圧の人に良くみられる病気です。

脳梗塞
脳の血管が細くなったり、血栓によって血管が詰まる病気です。脳梗塞では、脳の血流が途絶えることで、脳の一部に障害が残ります。

詰まった場所によって、こめかみが痛くなることがあります。このほかにも吐き気、嘔吐、めまい、言語障害、手足のしびれ、マヒなどが起こります。また、頭痛持ちの人は将来脳梗塞になりやすいという研究データも発表されています。
詳しくはこちらです→片頭痛持ちは将来脳梗塞になりやすい

※血栓:血の塊(かたまり)のことです。


頭痛で両方(両側)のこめかみが痛い時の対処法

今発生している痛みを取り除くには、頭痛薬を飲んで安静にすることが一番効果的です。

こめかみを押すとどうなる?
こめかみを指で押すと、一瞬痛みがなくなるような感じがしますが、痛みよりも指でこめかみを押す刺激に意識が向いているだけで、頭痛がなくなったわけではありません。

指を離すと、また痛みだします。
また、指で強くこめかみを押す行為は、脳の血管を傷つけてしまう恐れがありますので、オススメできません。

頭痛の発生自体を抑えるには?
両方のこめかみが痛いといった慢性頭痛は、治せる病気でもあります。

私自身、慢性頭痛でしたが食生活に気をつけることで、頭痛の解消に成功しました。
詳しくはこちらです→頭痛を食べ物(サプリメント)で治す



慢性頭痛(片頭痛・緊張型頭痛)でよく見られる症状
  1. 左のこめかみが痛い
  2. 右のこめかみが痛い
  3. 両方のこめかみが痛い
  4. 吐き気がする
  5. めまいがする
  6. めまいと耳鳴りがする
  7. 頭が重い
  8. 前頭部(おでこ)が痛い
  9. 目の奥が痛い
  10. 後頭部が痛い
  11. ズキズキと脈打つ
  12. 熱がある


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