アロマテラピーで頭痛を治すことは可能？

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アロマテラピーで頭痛を治すことは可能？

植物の持つ力と香りで心と体を健康にする療法を、アロマテラピーといいます。
アロマテラピーで頭痛を治すことができるのか試してみました。

アロマテラピーで頭痛を治すカニズム

アロマテラピーで用いられるのは植物から抽出したエッセンシャルオイル（精油）です。

精油の香りを吸い込むと、芳香性物質が鼻の神経から脳の視床下部に伝わり、気分がリラックスします。

また、視床下部が刺激を受けることで、自律神経のバランスも整えられ、頭痛を治すことができるのだそうです。

頭痛解消のアロマテラピーに用いられる香り

香り	系統	説明
ベルガモット	さわやか	ベルガモットオレンジの甘くさわやかな香りで、ストレスを和らげ神経を鎮める作用があります。
ネロリ	さわやか	ビターオレンジの花から抽出されたオイルで、甘い花の香りです。不安感や抗うつを和らげたり、イライラを鎮める作用があります。
オレンジ	さわやか	フレッシュで甘い香りから、気分を高揚させて元気にする効果があります。リラックス効果も高いとされています。
グレープフルーツ	さわやか	みずみずしくさわやかな香りで、中枢神経のバランスを整え、リラックス効果や抗菌作用があるとされています。
ローズマリー	すっきり	草木のすがすがしく刺激的な香りです。頭をスッキリさせる効果があるとされています。
ユーカリ	すっきり	野性味のある草木の香りで、精神の疲れを癒し、リラックスする効果があります。抗菌性も高いとされています。
ミント	すっきり	やや強めの甘くさわやかな香りで、ストレス、風邪、筋肉痛などにも効果があるとされています。
ラベンダー	すっきり	フローラルの香りで神経に作用し、リラックスさせます。弱い鎮痛効果があるとされています。
ペパーミント	すっきり	ハッカのすっきりした香りで、鎮痛作用のほか、疲労を和らげて怒りを鎮める効果もあるとされています。

アロマテラピーは本当に効果がある？

このアロマテラピーを、頭痛になった時と、頭痛の予防目的で毎日香りを吸い込んでみた時でどうなるのか試してみました。

基本的に、自分自身が香りをかいでみて、リラックスできる香りを選ぶと良いそうですので、私は上の表から一番リラックスできるユーカリを選んでみました。

頭痛になった時にアロマテラピーしてみました
頭痛になった時に、アロマテラピーを試してみましたが、
アロマテラピーは、頭痛になった時に頭痛を治すことはできませんでした。

頭痛の予防目的で毎日香りを吸い込んでみた場合
約2か月、毎日バスタブのお湯にオイルを数滴加え、アロマテラピーのある生活してみたのですが、頭痛になる頻度は変わりませんでした。
残念ながらこれも、効かなかったです。

結論　アロマテラピーは頭痛の解消に効果がありませんでした

私は結構においに敏感な人間で、今回のテストで何らかの香りがあるときより、無臭状態のほうがリラックスできると感じてしまいました。

どんな香りであっても、アロマテラピーのない無臭状態よりは刺激を受けることになるため、においに敏感な方は、そもそもアロマテラピーでのリラックスが難しいと思います。

加えて、頭痛持ちの方は日常の気圧や気温など、小さな変化を敏感に察知し、その違いをストレスと感じることで頭痛になっていますので、周りのにおいを大きく変えるアロマテラピー自体、頭痛解消には向いていないのでは？と感じています。

また、特定のにおいをかぐことでが頭痛がなくなるといった科学的根拠も、磁気ネックレスの頭痛解消メカニズムと同様に、よくわかりません。

最終結論として、頭痛の解消にアロマテラピーは効果がありませんでした。

頭痛の治し方で効果があったもの

頭痛の治し方で効果がなかったもの

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