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塩分の少ない食事(食べ物)で頭痛を治すことは可能?
塩分の多い即時は高血圧や動脈硬化のもととされ、厚生労働省が公表する「日本人の食事摂取基準」にも、
- 成人男性8.0g未満/日
- 成人女性7.0g未満/日
を塩分摂取目標値と定めています。
そこで、塩分の少ない食事(食べ物)で頭痛を治すことができるのか試してみました。
塩分の少ない食事(食べ物)で頭痛を治すカニズム
塩は血管に適度な緊張を与え、体の脱水状態を防いでくれる食べ物です。
でも、取りすぎると体に悪影響を及ぼします。
塩分を取りすぎた時の体の変化は以下の3つです。
- のどが渇いて水をたくさん飲むことで体液が増え、体の中に水分が増えて体内の圧(血圧)が高まります
- 塩(=ナトリウム)が血管の組織に多く入り込むと、血管が固くなっていきます
- 塩(=ナトリウム)が体内に増えてくると、血圧を上げるホルモンがたくさん出てきます
つまり、塩分を取りすぎてしまうと、血圧が上がってしまい動脈硬化(血管の老化)が進んでいきます。
頭痛は血管の異常で起こりますから、動脈硬化(血管の老化)を防ぐ、塩分の少ない食事は、頭痛の解消にも役立つのでは?と考えました。
塩分の少ない食事(食べ物)を試してみました
具体的な食事は、以下のことに気を付けて行いました。
- カップ麺などのインスタント食品は食べない
- 外食はしない(多くの外食店は、塩分を非常に多く含んだ食べ物を提供します)
- 果物を毎日1回は食べる
3.について
カリウムは取りすぎた余分な塩にくっついて体の外に出し、血圧を正常にする働きがあります。
カリウムを多く含む食べ物として
果物(バナナ、リンゴ、アボガド、干し柿、干しブドウなど)
野菜(切り干し大根、ホウレンソウ、大豆、さつまいもなど)
がありますので、果物を毎日の食事に取り入れることにしました。
1~3を心がけた食事を2か月間試してみました。
結論 塩分の少ない食事(食べ物)は頭痛の解消に効果がありませんでした
塩分の少ない食事を2か月間続けてみましたが、頭痛になる頻度は変わりませんでした。
ですので、頭痛の解消には役立たない方法と言えます。
ただし、塩分の少ない食事は体には良いので、悪いことではありません。
頭痛の解消には役立ちませんが、少なめの塩分摂取は、健康には良いでしょう。
注意点として、何がなんでも塩分を取らないという極端な生活は控えた方が無難です。
例えば、真夏に外に出て汗をかいた時は、水だけではなく塩分の補給も欠かせません。
塩(=ナトリウム)が足りなくなると、血管は締まりが悪くなり、血管から水分が漏れ出してしまいます。そうなると、脱水症状になってしまいます。
汗をかいた時は、スポーツドリンクなどでしっかりと塩分を摂取してください。
頭痛の治し方で効果があったもの 頭痛の治し方で効果がなかったもの
- ツボを押すことで頭痛を治す
- 肩や首をマッサージで頭痛を治す
- シャワーを止めてお風呂に入って頭痛を治す
- 目薬や目のマッサージをしてで頭痛を治す
- 適度な運動(スポーツ)をして頭痛を治す
- コーヒーやお茶などのカフェインを取って頭痛を治す
- 規則正しい生活で頭痛を治す
- 磁気ネックレスで頭痛を治す
- アロマテラピーで頭痛を治す
- 塩分の少ない食事(食べ物)で頭痛を治す
- 睡眠の質を上げて頭痛を治す
幻ではなく本当に効果がある方法で頭痛を解消しましょう